過失を犯すということについてのメモ

人は過失を犯すものである。大切なことは過失を起こしたときの態度だと思う。
些細な過失、新しい世界に入ったことで起きた過失ならば、話は簡単で、反省し、次回への対策を練ればよい。

しかし、本質的に、2度、3度…と過失を犯してしまうような性質のときが厄介である。人の性格や癖からくる過失は、直るまでに長い道のりが必要だからだ。以下は、以前書いたメモである。


過失を犯し、人にそれを指摘されたときに、まず、受け入れなければならないことは以下である。
1.過失を犯したことを受け入れる(事実は変わらない)
2.過失を犯したことについて開き直らない(事実の与える影響は変わらない)
3.過失を未来も犯すことを受け入れる(物事に近道はない)


その上で、自分の態度を決めなければならない。やってはならないのは以下であると思う。
× 過失を犯かし、未来も同じ事を犯すであろう自分について、恥ずかしく思い、おどおどする


行うべきなのは以下の態度だ。
○ 過失を犯すような自分を、ごまかそうとしていたことを謝罪する
○ 過失を犯すような自分でも、友として受け入れてくれることに感謝する
○ 自分を責めても、自分は大丈夫だと期待してくれたことに誇りを持つ


ここでも、一人ひとりの相手の反応に振り回されてはいけない。自分自身として一貫性を持ち、行動すべき行動、相手への誠意を見せる行動を愚直に行っていくことが大切だ。