仏教の四聖諦より

1.生きることに伴う苦しみ(duhkha)は高貴な世界の現実である
2.苦しみに伴う激情(samudaya)(貪り、憎しみ、惑い)は高貴な世界の現実である
3.激情を完全に捕らえ、統制しなさい。激情の対象を手放し、自由になり、居つくことを拒否しなさい。
4.八正道(中道)すなわち、正見(注意)、正思(思い)、正語(言動)、正業(行い)、正命(生活)、正精進(努力)、正念(今を生きる)、正定(瞑想)にもとづいた「道」を持ちなさい。
…「生きるということには、不可避的に悩み苦しみが付きまとっている。そして悩み苦しみが起きるときには、我々は不可避的にそれについての激情を持つ。このことは高貴なことである。それ自体は別に悪いことではないのだ」
…「苦しみは薪、激情は炎のようなものだ。それ自体は悪いものではない。かまどのように炎を囲み、風の流れを制御し、無駄に危険な炎が舞い上がることのないようにすることが大切である。そして、その制御された炎を正しいことに使いなさい」
…「涅槃=(ニルバナ)」…風のない状態のこと/炎のない状態を意味しない
参考:「フィーリングブッダ」 ディビット・ブレイジャー著
注:本解釈は異端の解釈の部類に入るかもしれません。原典(転法輪経)を読み返してみるとよいのでしょう

裏のお寺に初詣に行ってきた。お釈迦様が何を考えていたのか、よくわからないけれど、よい人生がおくれますように。今年もまたよろしくお願いします。