整理する

GTDでは、「もの」をあつめてから、整理するという行動について、「何でもかんでも一掃しなければならなくならないように」と書いてあり、小事にかからわって、全体のプロセスがおろそかにならないようにというアドバイスがあります。
また、整理については、小さく分割し、プロジェクトとしてとらえて、少しづつ、行うようにと書いてあります。(P150)

これにしたがって、少しづつ、整理を行ってきました。時代の変化に応じて、具体的な整理の仕方は変わってくるのだと思っています。ここらへんは、GTDを解釈して、具体例の部分は、具体的に落とし込んでいかないといけないものでしょう。その際たるものが、おそらくは、忘備録で、これは紙でやるより電子でやったほうが、少なくとも私の場合は現実的です。


整理の指針として、私が採用したのは、「いつか/もしかしたら」のカテゴリは、物理的には、書籍を除いて、徹底的に捨てていくということです。紙の書類ならばまた印刷するなり、パンフレットならまたとってくればよいし、文具などはまた必要なときに、買えばいいわけで、どんどん捨てていきました。地球に優しくないかもしれませんが、この作業によって、かなり身の回りがすっきりとしました。作業の途中で思い出したいつかもしかしたらは、メモしておき、PC上のいつかもしかしたらリストに加えておきました。

また、〜10Pの細かな情報に関する、参照情報もたくさんありましたが、これらはスキャンして電子上に取り込んでしまいます。

すると残るのは、大型のプロジェクトフォルダや教育テキスト資料のみと、なります。
これらも中身を見返してみると、参考にならない無駄な資料がたくさん入っているので、これらは抜き取って捨てました。

この活動で、紙の書類は、いぜんに、同様の整理を行っていたにもかかわらず、半分以下になりました。
文具類もかなり、すくなく、コンパクトになりました。 厳選した文具類については、使うものが決まっているので、在庫切れに備えて、逆に大量に購入をすすめて、保管しておきました。 これでいちいちなくなったものを探したり、買ったりしなくてよくなったので、またひとつ不安材料が頭の中から消えてすっきりしてきました。(ここらへんは、id:t-wada氏のLifeHacks Press の記事の一節「手に入れにくいものは複数買っておく」から触発されたものです。)

机の上にはたくさんの張り紙があったのですが、これも、結局張っているだけでは、見慣れてしまってあまり効果がないということで、すべてはがして、かわりに、電子化して、OUTLOOK上の管理システムで定期的に見返せるように登録しておきました。