心の平安を保つために

大学時代より、心の平安についてずっと考えてきた。精神的に不安定で心が揺れ動きがちだったからだ。いくつか、最近、感じたことをメモしてみたい。

1.人に喜んでもらおうという気持ちをモチベーションに行動を起こしてはいけない
「この人に喜んでもらおう」という気持ちで物事を行ってはいけないということだ。
このような気持ちで物事を行うと、本当に喜んでもらえるのだろうか、喜んで
もらえただろうかと考えて、心が不安定になってしまう。
その人に結果として、喜んでもらえたとしても、残念ながら喜んでもらえなかった
としても自分として、その行動を起こすことが、自分の持っている価値観にそぐうと
考えたときに行動を起こすべきだ。そうすれば、自分の思ったとおりに行かなくても最後まで物事を遂行する覚悟が出来る。
人に喜んでもらうことは果実であり、10年後にたくさんの人に喜んでもらいたい
という気持ちはモチベーションの原動力として非常に大切な価値観だと思うが、直近の行動に関して、このように、自分でコントロールできないものを目的として行動を起こしてはならない。

2.自分を安売りしてはいけない
自分を安売りしてはいけない。自分を安売りすることは、自分自身には価値がないと自分自身で認めているようなものだ。自分を安売りしてしまえば、自分を高く買ってくれる人がいたときは、その人を欺いている気分になるか、自分を卑下した態度をとるか、どちらかになってしまう。だから、必ずどんなときも、どんなにつらくても、どんなにおいしい話が転がっていたとしても、自分を安売りしてはいけない。
結局、同じ行動をとるにしても、どのような態度からその行動を取るかによって、その後が変わってくる。

3.自分の感情は自分で選択していることを自覚する
赤ん坊をみていると本当に感情というのは自分自身で選択しているものなのだということを自覚できる。感情は自分で選択している行動の一つである。
自分の感情が心地よくないのであれば、なぜそのような感情行動を行っているのか、その意味は何なのか、自分自身に問うてみること

4.朝早起きする/週に1度の運動
ずいぶんと具体的な話になってしまったが、自分の体調を整えていくために非常に大切である。朝の早起きなど馬鹿みたいな話だが、あれこれほんを読んでみると、それでもこの馬鹿みたいな話に価値をおいている人がたくさん世の中にいるようだ。実際、朝早起きすると一日を自分のペースで進められる気がする。前の日までにあれこれと自分に降ってきた「ものごと」を、落ち着いてまず自分で受け止めて処理して、これらに心理的に追われることが少なくなるからだ。
週に一度の運動を行うことで、適度な体の疲労感が精神的なむらを抑えてくれる。