自分で証明していく、自分で答えにしていくということ。

インドIT研修に関する体験談の発表を、某学生団体で行うことになった。
取締役の方に某学生団体の方がお願いをして、インドIT研修の一期生だったことから、
協力依頼がお会いさせていただいたことのある一期生の私のところまで来たというお話。
最近まで、社内で、研修予定者向けに毎回お話をさせていただいていた研修体験談
の内容をお話しすることになると思う。

一期生というのは、本当に、いい機会をいただけたなと思っている。
研修会社の創業者やスタッフの方とも知り合うことができたし、多くの出会いがあった。
でも、そんな研修をどう生かしていくかって言うのは研修を受けた研修生にかかっている。

私は、研修が終わったとき、
「即戦力にはならない。だけれど、考え方が変わった。考え方が変わったことによって、
今後歩んでいく方向性が変わった。3年後には大きな違いになると思う」
という風に報告をした。
本当にそんな確信が100%あったわけではない。ただ、この研修を受けさせていただいたこと、
その研修経験者というブランド、機会を150%利用していこうと思った事は間違いない。
それから、こんないい機会を他の人にもたくさん経験してほしいから、そして、
研修を通じて、たくさんの研修関係者にお世話になったから、研修経験者として
その研修の価値を自分で証明していかなければならないと思った事は間違いない。

研修自体の価値を作り出していくのは、研修ではなく、研修を受けた研修生
のほうなのだ。そうやって、研修自体の価値を自分で証明していくってことだ。

この研修も年3回体制で継続され、ずいぶん長く続いてきた。研修生も増え、
受身の研修生が多くなるにつれ、同時に研修の効果も疑問視されてきた。
もう、研修プログラムも縮小されていってしまうかもしれない。

研修内容が悪化したのか?そうではないと思う。こんなことってあちこちにある。
場を作って継続させていくって事、それは本当に難しいことだと思う。